土地の有効活用のための賃貸マンションの設計がメイン業務です。事業計画のために市場調査・テナント斡旋・金融機関や管理会社との打合を行ないます。賃貸併用住宅や専用住宅等の建築も多く、事業案件では常に満室になることを目標に、適切な間取や設備を取入れ、外部仕上材の選定の仕方や多様な樹種の植栽で経年による陳腐化の少ない空間作りを目指しています。また、建物調査診断やそれに基づく長期修繕計画の策定も行ないます。

業務[1] 土地有効活用の設計企画


[内容]  土地有効活用案件は事業として成り立つことが第一条件です。その土地の法規制はもちろんのこと、どのような間取りが好まれるか、いくらくらいの家賃が見込めるか、建築工費がどれくらいかかるか、税金やローン関係費用がどれくらいかかるか、などから最終的な収支のシミュレーションをして最適な計画を導き出す作業です。住宅数が世帯数を上回り住宅が量的には充足している現在、慎重に将来性も含めた企画を提案します。

 

業務[2] 賃貸マンションの設計


[内容]  土地有効活用の事業は店舗・事務所をテナントとして誘致することもありますが、一番多いのが賃貸マンションによる事業。需要の裾野が広く家賃の変動も比較的少ないので他の用途による事業より安定性が高いのがその理由です。ただ、そうは言っても賃貸マンションに要求される間取りや機能は年々変わってきており、そうした変化を取り入れ長く競争力を保つように検討を重ね設計していきます。

 

業務[3] 賃貸併用住宅、専用住宅の設計


[内容] 土地有効活用案件のなかでもオーナーの住まい併設案件は比較的多いケースです。このような場合、動線を分ける必要があったり収支のバランスが変わってきたりして条件が複雑になってきます。もちろん専用住宅の設計も多い分野です。オーナーの今までそしてこれからの生活や夢をヒアリングしながら具体化していきます。

 

業務[4] 不動産投資へのサポート


[内容] 土地を購入し収益物件を建設する不動産投資のサポートを行ないます。弊社では賃貸マンション設計とそれに伴う事業収支作成の経験を活かし不動産投資の際の建物ボリューム算出から概略利回りまで迅速に作成することができます。

 

業務[5] 建物調査診断と長期修繕計画の策定


[内容] 定期的な建物調査診断は人間の定期健診と同様に早期発見早期治療につながり建物の長寿命化にとって重要です。建物の価値を長く維持していくためには必要な時期に適切な修繕工事をすることが大事ですが、もし修繕時期をのがしてしまった場合はタイルの落下事故や手摺腐食による転落などの重大事故の可能性がありますし、建物の資産価値が低下してしまいます。それを防ぐためのきちんとした長期修繕計画策定も行ないます。